実用英語技能検定は通称「英検」として広く知られており、英語初心者から上級者まで、学習レベルに応じて7段階の級で幅広い人のニーズにこたえています。3級以上は1次試験の筆記に加えて面接があり、口頭によるコミュニケーション能力が審査されます。英検がどのような検定か理解しておきましょう。
実用英語技能検定は通称「英検」として広く知られており、公益財団法人日本英語検定協会が実施している検定であり、文部科学省も後援しています。
英語初心者から上級者まで、学習レベルに応じて7段階の級で幅広い人のニーズにこたえています。3級以上は1次試験の筆記に加えて面接があり、口頭によるコミュニケーション能力が審査されます。
受験者数も非常に多く2018年度実施分で見ると、小学生以下が約41万人、中学・高校が約296万人、大学が約7万人、その他が約40万人、合計で約385万人程度となっています。全体の中では中学・高校生の受験者数が群を抜いています。
日本での英語教育は近年強化されるようになり、それに伴って受験者数も年々増加しています。2014年度の受験者数が約263万人であったことを考えると、いかに受験者数が伸びているかがわかります。
一般社会人の英語力としては2級レベルが基本ですが、秘書として現場で使える英語が必要な場合は準1級以上が理想的であると言えます。
実用英語技能検定(英検)の概要を以下に示します。
受験資格 | 制限はなく誰でも受験できる |
試験地 | 全国約230都市 |
試験日程 | 年3回 (1次:6月、10月、1月、 2次:7月、11月、2月) |
試験方法 | ○1級〜3級 1次:筆記試験、2次:面接試験 ○4級・5級 1次:筆記試験のみ |
各級のレベル | ○1級 広く社会生活に必要な英語を十分に理解し、自分の意思を表現できる (大学上級程度) ○準1級 日常生活や社会生活に必要な英語を理解し、特に口頭で表現できる (大学中級程度) ○2級 日常生活や職場に必要な英語を理解し、特に口頭で表現できる (高校卒業程度) ○準2級 日常生活に必要な平易な英語を理解し、特に口頭で表現できる (高校中級程度) ○3級 基本的な英語を理解し、特に口頭で表現できる (中学卒業程度) ○4級 基礎的な英語を理解し、平易な英語を聞く事、話す事ができる (中学中級程度) ○5級 初歩的な英語を理解し、簡単な英語を聞く事、話す事ができる (中学初級程度) |
実施団体 | (財)日本英語検定協会 〒162−8055 東京都新宿区横寺町55番地 電話03−3266−5555 |
アクセスランキング | ||
---|---|---|
1 | 秘書検定の合格基準はどれくらい? | |
2 | 秘書検定2級はどんな試験?知るべき合格率と難易度 | |
3 | 秘書検定準1級はどんな試験?知るべき合格率と難易度 | |
4 | 受験者の傾向は?どんな人が受験するの? | |
5 | 秘書検定の出題形式は? | |
6 | 秘書検定3級はどんな試験?知るべき合格率と難易度 | |
7 | 秘書検定1級はどんな試験?知るべき合格率と難易度 |
あわせて読みたい秘書検定トピックス | |
---|---|
秘書検定とはどんな試験? | |
秘書の業務内容とは | |
秘書の資格には何がある? | |
秘書の給料と勤務形態 |