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秘書検定3級はどんな試験?
知るべき合格率や難易度、勉強方法

 秘書検定3級は入門編と言えるレベルであり、社会人として求められるビジネススキルの基本が問われます。そのため、受験生は高校生や大学生など学生が多くを占めています。秘書検定3級がどのような試験なのか理解しておきましょう。

<この記事の著者> うさっぴ先生
 秘書を目指す人だけでなく、社会人としての基本となるビジネスマナーを身につけたい人が資格取得できるよう、秘書検定をわかりやすく解説します。

目次



秘書検定3級はどんな試験?

 秘書検定を受験しようとする際、3級から受験すべきか、2級から受験すべきか悩む方がたくさんいます。2級は秘書検定の中で最も受験者が多い検定であり、大学生や社会人が多く受験しています。

 2級も3級も出題範囲は同じですが、2級は最低限のビジネスマナーに加えて、実践的な対応力や判断力も求められるようになります。

 一方、3級は秘書検定の入門レベルに位置付けられており、社会人よりも学生、特に高校生が多く受験しています。

 秘書を目指す人以外にも、秘書検定はビジネススキルの向上を目指して受験する方がたくさんいます。就職で有利になるよう履歴書の資格欄に記載してアピールしたい方もいると思いますが、ビジネススキルをアピールするのであれば秘書検定3級では物足りなく、2級以上が必要となります。

 秘書検定準1級以上は面接試験もあり、難易度が大きく上がりますが、秘書検定3級は独学で突破できる難易度となっています。3級の試験は6月、11月、2月の年3回実施されており、失敗してもチャンスが多い試験でもあります。

 2級と3級は併願することも可能ですので、3級を手堅く合格するだけでなく、力試しとして2級を併願してみるのもよいでしょう。


秘書検定3級の合格率は?

 3級の合格率は試験回ごとに変動があり、50%台になることもあれば、70%を超えることもあります。過去5年間の結果を見る限り、合格率は60〜70%で推移しています。

 2級の合格率が50〜60%であることを考えると、3級は2級に比べて難易度が低いことがわかります。なお、準1級以上は面接試験も必要となるために難易度が上がり、合格率は30〜40%まで下がります。

 秘書検定の出題範囲は各級に共通して「理論」と「実技」の2つに区分されています。理論は必要とされる資質や職務知識、一般知識が問われ、実技はマナーや接遇、技能が問われます。

 合格基準は理論、実技のいずれでも60%以上を得点することで合格となります。


秘書検定3級の出題形式

 試験は記述式が増えるほどに難易度が上がりますが、3級は2級と同様、記述式が1割、マークシート式が9割となっています。出題範囲は2級と3級で同じですが、2級は3級に比べるとより実践的な対応力や判断力が求められます。


秘書検定3級の出題範囲と審査基準

 秘書検定3級の合格に求められている水準は、秘書の職務について理解を持ち、初歩的な秘書業務を行うのに必要な知識、技能を持っていることと定義されています。

 内容としては社会人として最低限求められている事でもあり、新入社員に求められるレベルと言い換えてもよいでしょう。社会常識としてのマナーやビジネスマナーを、人間関係を理解した上で適切に実践できる事が求められています。

 秘書技能検定3級の具体的な審査基準を以下に示します。

領域 内容
T秘書の資質 1.秘書として備えるべき要件 初歩的な仕事について処理する能力がある。判断力、記憶力、表現力、行動力がある。機密を守れる、機転が利くなどの資質を備えている。
2.要求される人柄 身だしなみを心得、良識がある。
誠実、明朗、素直などの資質を備えている。
U職務知識 1.秘書の役割と機能 秘書の役割と機能を知っている。
上司の機能と、秘書の機能の違いを知っている。
V一般知識 1.社会常識 社会常識を備え、時事問題について知識がある。
2.経営学 経営学、経営管理について、初歩的な知識がある。
3.一般会計・財務 簿記、会計、財務について初歩的な知識がある。
Wマナー・接遇 1.人間関係 人間関係について、初歩的な知識がある。
2.マナー 社会常識、ビジネスにおけるマナーを心得ている。
3.話し方・接遇 話し方と人間関係の結びつきがわかる。
平易な敬語および接遇用語が使える。
簡単な面接会話、電話会話、短い報告、説明ができる。
真意をとらえる聞き方ができ、忠告が受けられる。
4.交際の業務 慶事・弔事に伴う庶務を心得、一般的な情報収集と簡単な処理ができる。
贈答のマナーを一般的に知っている。
X技能 1.会議 会議、会議の進行、手順について初歩的な知識がある。
会議の計画、準備、事後処理が初歩的にできる。
2.文書の作成 簡単な社内文書の作成、口述の要領筆記ができる。
簡単な折れ線グラフ、棒グラフを書く事ができる。
3.文書の取り扱い 簡単な受発信事務ができる。
郵送方法、秘扱い文書について、初歩的な知識がある。
4.事務機器 事務機器の使用ができる。
5.ファイリング 簡単なファイルの作成、整理、保管ができる。
6.資料管理 名刺の簡単な整理ができる。
与えられたテーマの簡単な情報収集、整理ができる。
業務上必要な簡単な資料類の整理、保管ができる。
7.スケジュール管理 上司の簡単なスケジュール管理ができる。
8.環境の整備 オフィスの整備、管理ができる。
9.事務用備品・事務用品 事務用備品・事務用品の使用、選択、配置、補充などができる。


2020年度 秘書検定3級の試験日程

  • 第121回 2020年6月14日(日)
    (受付期間 2020年4月8日〜5月13日)
  • 第122回 2020年11月15日(日)
    (受付期間 2020年9月2日〜10月14日)
  • 第123回 2021年2月7日(日) ※2・3級のみ
    (受付期間 2020年12月7日〜2021年1月12日)


秘書検定3級の勉強法は?

 秘書検定を受験する人の多くは高校生や大学生です。出題範囲の内容は、社会人にとってはすでに当たり前のビジネスマナーであったりもしますが、高校生や大学生にとってはこれから学ぶべきことがたくさんあります。

 秘書検定は準1級から面接試験があるために難易度が高くなりますが、2級と3級は筆記試験のみとなっています。また、秘書検定3級は入門レベルに位置付けられているために難易度が高くなく、専門学校に通わなくても、テキストを使った独学で十分合格可能な難易度であると言えます。

 秘書検定3級用のテキストが多く販売されているほか、過去問も多く出回っていますので、1ヵ月ほど集中して勉強できる環境が用意できれば、独学での合格は十分可能です。



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